導入事例(金融業・保険業)

金融業・保険業におけるソリューションとは

近年の金融業では、社会全体のDXに伴いクラウドサービスの導入やAI活用が推進されています。オンライン取引の増加や金融の各サービスの電子化、また政府主体で進められているキャッシュレス決済など、インターネットを介した多様なサービスが提供されるようになってきました。このような流れに伴い、外部から攻撃を受けるリスクが高まっています。

例えばスパイウェアやキーロガーなどを仕込まれることによってオンラインバンキングで不正送金や不正引き出しが行われたり、金融マルウェアに感染したりといったセキュリティリスクが考えられます。

世界ではシステムのセキュリティ対策が十分でないことが原因である様々なセキュリティ事故が発生しています。システムの乗っ取りやマルウェア感染による不正送金や不正引き出しなど非常に大規模な金融システムの障害が起こっており、日本でもセキュリティ対策の重要性が認識されています。

顧客の資産を守り続けるために欠かせないセキュリティ対策

セキュリティ対策を行うためにはまず、組織のネットワーク状況や資産を把握し、組織内のどこにリスクがあるのかを把握しなければなりません。組織内のセキュリティリスクがある場所を知り、セキュリティ課題を把握して着実に対応していくことでリスクを低減し事故を防ぐことができます。

また金融サービス業界の不正防止策として、当社では、ユーザのふるまいを監視・記録し、そこから学習して怪しい挙動を検知するようなセキュリティ製品を導入することをお勧めしています。
このようなセキュリティ機器を導入することで不正送金やマルウェアへの感染、システムの乗っ取りなどのリスクに備えることができます。

iSECが提供するソリューション

社内に流れるネットワークのトラフィックやパフォーマンスを分析することで、ネットワークのループやボトルネックといった課題の原因を特定することができます。当社で提供するネットワークアセスメントでは、組織内のネットワーク全体を俯瞰しデバイスをすべて把握することでセキュリティ事故を防止することができます。

ネットワークに接続された機器のログや通信状況、操作等を常時監視し、セキュリティインシデントを発見します。ネットワークやシステムに対して24時間365日体制でモニタリングを行い、異常を検知した際には調査、対応、報告をワンストップで提供します。金融・保険業のお客様にはセキュリティ対策機器「ThreadMark」を用いた対策を提案いたします。